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吉澤 道夫; 三枝 純; 吉田 真; 杉田 武志*
Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 4 Pages, 2000/05
静電型加速器を用いた中性子校正場の設計及びエネルギースペクトル等の特性評価のためのモンテカルロ計算コードMCNP-ANTを開発した。高品質な中性子校正場を確立するためには、中性子ターゲットの最適設計と校正場のスペクトル評価等が重要である。現在、ターゲット中の荷電粒子の輸送から中性子の発生及び中性子の輸送計算までを一貫して行えるプログラムがない。このため、TRIM(SRIM)をもとに新たに荷電粒子の輸送と中性子の発生を計算可能なサブプログラムを作成し、汎用輸送計算コードMCNP-4Bに組み込んだ。荷電粒子の輸送に関するTRIMコードとの比較、及び既に報告されている単色中性子校正場のフルエンス率とスペクトルの測定結果との比較から、開発されたプログラムの妥当性が検証された。今後は、目的とする生成反応以外の核反応で発生する妨害中性子の評価が可能となるよう改良を行う必要がある。
古田 琢哉; 安部 晋一郎; 橋本 慎太郎; 甲斐 健師; 小川 達彦; 佐藤 達彦; 岩瀬 広*; 仁井田 浩二*
no journal, ,
粒子・重イオン輸送計算コードPHITSは様々な三次元体系内での粒子輸送をモンテカルロ法により模擬するコードである。1keV以上の電子・陽電子の輸送ではPHITSに組み込まれているEGS5を利用し、1keV以下の低エネルギーでは軌跡構造解析モードを利用して計算する。その他の荷電粒子に対しては、連続減速近似によるエネルギー損失過程と確率的な反応過程により、輸送計算を行う。エネルギー損失過程はATIMAアルゴリズムに従って計算し、反応過程は粒子やエネルギー範囲に依って異なる反応モデルやデータライブラリ(PHITSに内包)を利用して計算する。今後の発展として、JENDL-4.0 High Energy Fileへの対応による陽子入射シミュレーションの精度の向上や軌跡構造解析モードの重イオンへの拡張などを目指している。